2.ECB

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2-1.ECBとは?

ECBとは、European Central Bankの頭文字をとった言葉で、欧州の中心となる中央銀行のことである。ユーロの政策金利などをまとめている。日本でいえば、日銀(日本銀行)にあたる銀行である。

2-2.EUとは

そもそも、EUで使われている通貨がユーロであるが、そのEUとはどういう団体なのかを紹介することとする。まずは、EUであるが、これは、ヨーロッパの国々を集めた集団である。しかし、ヨーロッパのすべての国がEUに参加しているわけではない。EUに加盟しない国もある。EUに加盟するかどうかは自国の利益をどう最大化できるかどうかによるものであるから、参加しない自由もある。また、基本的には、EUに参加すると、国の独自の通貨発行権がなくなり、ユーロという通貨を使うことが前提となる。

2-3.ECBとECB政策金利

ECBが決定するのが、ECB政策金利であり、この金利をもとにユーロ圏では独自に国の債券のレートなどを決定していくこととなる。なので、ECB政策金利の発表の時には為替レートが変化する場合もあるので、注意してもらいたい。ECB政策金利のレートを以下にまとめた。参照してもらいたい。

1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
2018年000000
2017年000000000000
2016年0.050.050000000000
2015年0.050.050.050.050.050.050.050.050.050.050.050.05
2014年0.250.250.250.250.250.150.150.150.050.050.050.05
2013年0.750.750.750.750.500.500.500.500.500.500.250.25
2012年1.001.001.001.001.001.000.750.750.750.750.750.75
2011年1.001.001.001.251.251.251.501.501.501.501.251.00
2010年1.001.001.001.001.001.001.001.001.001.001.001.00
2009年2.002.001.501.251.001.001.001.001.001.001.001.00
2008年4.004.004.004.004.004.004.254.254.253.753.252.50
2007年3.503.503.753.753.754.004.004.004.004.004.004.00
2006年2.252.252.502.502.502.752.753.003.003.253.253.50
2005年2.002.002.002.002.002.002.002.002.002.002.002.25
2004年2.002.002.002.002.002.002.002.002.002.002.002.00
2003年2.752.752.502.502.502.002.002.002.002.002.002.00
2002年3.253.253.253.253.253.253.253.253.253.253.252.75
2001年4.754.754.754.754.504.504.504.253.753.753.253.25

政策金利上では、マイナス金利となっていないが、貸出物などを考えるとマイナス金利を一部実施ているわけだし、アメリカと比べると、最近の政策金利はよっぽど悪い。なので、クロス円で取引を行おうとすると、基本的には、ショートでスワップがプラスになるような感じでトレードしていくのがいいと思う。オプションなどのスワップが基本的にかからない投資に関しては別問題であるが。

2-4.欧州と連合組織の危険性

こうした、ユーロなどの単一通貨を導入すると、基本的にEUに加盟している国では、ユーロしか使えないので、ユーロのみを携帯すればいいので、国の移動が楽である。しかし、一方でm、通貨危機となれば、一国の問題だけでは解決できないような問題となってしまう場合がある。たとえば、ギリシャ問題では、ギリシャ一国の問題であったはずが、ギリシャ一国の問題というよりもEU全体の問題としてとらわれてしまう事態となった。また、イギリスのEU離脱問題に関する国民投票に関してもイギリス一国の問題よりも、EUからイギリスという大国が抜け出してしまうという事態ととらえられているように思われる。どちらに関しても経済の自由性を高めようとしたことが裏目に出てしまう事態であった。なので、次にあげるようなことをする国もある。

2-5.ユーロに加盟していても独自通貨を使う国々

EUに参加していてもユーロを使わずに独自で通貨を発行して独自通貨をその国の中で発展されている場合もある。たとえば、大国イギリスの場合には、ポンドを使っている。これにより、ギリシャ問題が発覚したときにもそこまでEUのユーロの影響を受けなかった。実際には受けてはいる。それは、近くの国で興ったことが、自分の国にも波及しないとは言い切れないからでもある。まあ、仕方ない部分はある。
イギリス以外でも独自で通貨を発行することによって、借金大国の影響を受けないようにユーロの使用をやめようとしている国もいる。しかし、デメリットのほうが多い場合がある。たとえば、独自の通貨を発行する場合には、独自にコイン(補助貨幣)と紙幣(貨幣)を発行しないといけない。それを一国でおこなわなければならない。そのコストを考えると基本気にはつりあわないのではある。イギリスは大国である、それをしてもいいという考え方もあったのであろう。しかし、実際に貨幣や補助貨幣を発行すると、その偽物がどうしても発生してしまう。なので、何年かごとに新しい貨幣、補助貨幣を発行しないといけなくなる。偽物対策である。偽物が多くなると、その貨幣自身の価値を失いかねない事態となってしまうので。

まとめ
  1. ECB政策金利=EU全体の政策金利
  2. 連合組織の場合、一つの国が危機に陥ると全体的に危機となる場合もある。
  3. EUに加盟しているのに、ユーロを使わず、独自通貨を使う国もある。