4.SNB政策金利のついて

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目次

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4-1.SNB

SNBはSwiss National Bankの頭文字を取ったもので、日本語では、スイス国立銀行(スイスの中央銀行)という言葉がふさわしいでしょう。スイスはヨーロッパの国であるが、EUには加盟していない。永久中立国として有名である。通貨はスイスフランである。昔は、フランスでもフランを使用していたが、EUに参加するとともにユーロの使用に変えたために、フランを使っている唯一の国である。また、日本と同様にマイナス金利を導入している国である。スイスの場合には、政策金利もマイナス金利である。
基本的には、ユーロとの関連性が高い。ユーロフランが基本的な通貨ペアとなる。なので、クロスユーロで取引をメインとしたいので、EUR/CHFとEUR/JPYで取引取引して、スイスフランの取引をするのがリスクを少なくすることができると思われる。

4-2.スイス中銀の政策金利の過去の推移

スイス中銀の政策金利の過去の推移を以下に示す。

1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
2018年-1.25-1.25-1.25-1.25-1.25-1.25
2017年-1.25-1.25-1.25-1.25-1.25-1.25-1.25-1.25-1.25-1.25-1.25-1.25
2016年-1.25-1.25-1.25-1.25-1.25-1.25-1.25-1.25-1.25-1.25-1.25-1.25
2015年-1.25-1.25-1.25-1.25-1.25-1.25-1.25-1.25-1.25-1.25-1.25-1.25
2014年00000000000-0.75
2013年000000000000
2012年000000000000
2011年0.250.250.250.250.250.250.2500000
2010年0.250.250.250.250.250.250.250.250.250.250.250.25
2009年0.50.50.250.250.250.250.250.250.250.250.250.25
2008年2.752.752.752.752.752.752.752.752.752.510.5
2007年222.252.252.252.52.52.52.752.752.752.75
2006年111.251.251.251.51.51.51.751.751.752
2005年0.750.750.750.750.750.750.750.750.750.750.751
2004年0.250.250.250.250.250.50.50.50.750.750.750.75
2003年0.750.750.250.250.250.250.250.250.250.250.250.25
2002年1.751.751.751.751.251.250.750.750.750.750.750.75
2001年3.53.53.253.253.253.253.253.252.252.252.251.75
2000年3333.53.53.53.53.53.5

4-3.現金決済の禁止??

高額の取引の取引には現物の現金で取引することを禁止している。クレジットカードで確実に履歴を残すことが必要となる。それにより、税金を確実に徴収することが可能となっている。同じようなことは、韓国でも起こっている。韓国の場合には、アジア通貨危機のあおりをうけて、韓国ウォンが急激に価値を落とし、財政破綻になりそうになった。なので、現物のウォンを少なくし、価値を高めようとするのと同時に現物の現金で決済できる金額に制限をかけた。これにより、税金の処理を含め、電子的な処理をメインをするので、確実に税金を納めるような仕組みを作った。
同じように中国も基本的に人民元の現物の取引量は少ない。ただし、こちらは別物である。こちらの場合には、人民元の信用がそこまでないので、仕方なく、電子決済などをしているのが実情である。

4-4.スイスフランショック?

2015年1月15日、EUR/CHFのレートで、1.2CHFを割り込むようなことがあれば、スイス中銀は無制限介入を行うと発表。EUR?CHFのレートは暴落。これにより、ほかの通貨ペアに関しても暴落が始まる。スイス中銀はこの発表で大量のユーロと米ドルを保有しているのではないかという疑惑が生まれた。スイスフランの取引を停止してしまう業者も多数見られた。また、個人投資家のほとんどが借金をかかえるような取引になってしまったケースがある。日本の場合には、業者の補填はしないので、基本的に個人投資家の借金となる。海外の業者の亜倍には、ゼロカットシステムを導入している場合もあり、ゼロカットで個人投資家の保護ができる場合もあった。しかし、今度は、業者の破綻が始まってしまった。有名なところであれば、スイス銀行の傘下のFX業者が破綻してしまった。今は、デューカスコピーという名の業者になっているが。

4-5.高金利通貨ペアとで金利狙い?

例えば、米ドルの政策金利は、2&もあり、これとスイスフランとの差益となると、3%近くの政策金利の差があり、それと同じくらいスワップ金利を享受することができる。なので、高金利通貨ペアと直接取引することで、金利を狙うこともできる。しかし、通貨ペアによりけりで、流通量の少ない通貨ペアもあるので、流通量の少なさから大きく変動してしまうことを注意してもらいたい。ただし、金利はおいしいけどね。

まとめ
  1. スイスはマイナス金利を日本よりも先に導入している。
  2. 安定通貨とされているが、中銀には大量のドル紙幣とユーロ紙幣が眠っている?
  3. マイナス金利と高金利通貨でさらなる高金利を狙う?