インフレ

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1.インフレ率とは、

インフレが起こることによって、お金の価値が減少するといわれています。つまりは、この利率を考えることがインフレ率なのです。インフレ率を上下させる原因のひとつとして、国債の金利がある。国債の金利を上下させたり、政策金利を上下させることによって、国の中央銀行がその国の経済のインフレ率を管理し、急激なインフレを抑制する効果があります。 例えば、5%のインフレが起こると、今持っている100円が100×95%=95円の価値になるということになります。なので、インフレが起これば起こるほど、今持っているお金の価値が減っていくことになります。
例えば、5%のインフレが起こると、今持っている100円が100×95%=95円の価値になるということになります。なので、インフレが起これば起こるほど、今持っているお金の価値が減っていくことになります。


2.日本のインフレ率と日本円

高度経済成長で日本はものすごい成長をしました。この時のインフレ率はとてつもなく高いものでした。そのあと、バブルが起こり、バブルが終わり、平成の不況時代が始まりました。インフレ率はマイナスに推移することもありました。日本円は1995年くらいからそれほど変化しているように思われません。2018年のインフレ率は、1.2%。以下は日本のインフレ率の過去の推移を示す。

1980 1981 1982 1983 1984 1985 1986 1987 1988 1989
インフレ率 7.81 4.92 2.74 1.90 2.26 2.03 0.60 0.13 0.68 2.27
1990 1991 1992 1993 1994 1995 1996 1997 1998 1999
インフレ率 3.08 3.25 1.76 1.24 0.70 -0.13 0.14 1.75 0.67 -0.34
2000 2001 2002 2003 2004 2005 2006 2007 2008 2009
インフレ率-0.68 -0.74 -0.92 -0.26 -0.01 -0.28 0.25 0.06 1.38 -1.35
2010 2011 2012 2013 2014 2015 2016 2017 2018
インフレ率-0.72 -0.27 -0.06 0.34 2.76 0.79 -0.11 0.47 1.20


3.インフレとデノミ

急激なインフレが発生してしまうと、急にお金の価値が失われていきます。どんどん市場にお金が余る状況になってしまいます。この時、中央銀行が取る手の一つとして、「デノミ」という方法があります。デノミとは、お金の価値を下げてしまうという方法です。例えば、第一次世界大戦の敗戦により、多額の賠償金を払う運命になってしまったドイツ政府は中央銀行に対して大量のドイツマルクを刷らせました。そのせいで、その後のドイツ国内においてお金が余ってしまう事態となりました。いくらお金を出したとしてもものが全然買えない状況になってしまいました。そのため、ドイツの中央銀行は紙幣のコントロールをするためにデノミという方法を使うことで、ドイツマルクの制限を行うことになったという過去の事例があります。また、最近では、ジンバブエでも同じような事態になっています。ただし、ジンバブエの場合には、中央銀行がデノミを行ったにもかかわらず、中央銀行がコントロールできず、結局、ジンバブエの中央銀行が通貨発行権をなくしてしまい、ジンバブエの国内で使われる紙幣が米ドルになってしまったこともあります。なので、デノミというやり方を行うには相当なリスクがあります。なので、デノミをしなければならない状況になる前に政府はインフレの抑制をしていかなくてはならないのです。


4.リスク管理さえちゃんとできれば

定期預金などに預けることによって、銀行から一定の金利をもらうことはできます。ただし、インフレ率を考え始めると全然価値は失われていっています。インフレ率を考えるのであれば、今の日本はお金を使っていくべきなのです。それでも日本人は銀行は安全だ、銀行に預けておけばいいという考え方をして、基本的に銀行に預けているという現状があるのです。


5.投資とインフレ率

じゃあ、銀行に預けるより、投資をしたほうがいいじゃんと思うかもしれません。しかし、インフレ率を超えるような投資の利率であれば、投資をしたほうがいいかもしれませんが、投資がインフレ率よりも下回るのであれば、投資するより、今お金を使ったほうがいいものが買える(未来にも全く同じものがあったとして)。また、預金の利率を下回るような投資をするくらいであれば、基本的に預金をしておいたほうがいいと思います。日本の預金の場合には一応保険があるので、1000万円までであれば保険でカバーしてもらえます。ただし、日本がつぶれるようなことがなければという話ですがね。


まとめ
  1. インフレ率=お金の価値の減り具合
  2. インフレ率をコントロールするのが中央銀行
  3. 急激なインフレが起こるとデノミをしてお金の単位を切り下げることがある
  4. 投資をする=インフレ率より高くなければ価値的に無駄な投資

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